Oi gente! ポルトガル語独学中のBrancaです。
ポルトガル語を独学で学ぼうとするとき、まず最初にやらないでほしいことがあります。
それは参考書を買って、文法から学ぶこと。
ここから入ると、おそらく多くの人が挫折してしまうんじゃないかと思います。
ポルトガル語の文法には、ややこしいと思える部分もたくさんあるからです。
ですが、これから紹介する方法でポルトガル語について知っていけば、いずれ難しい箇所にぶつかったとしても、乗り越えていくことができると思っています。
ビジネスで今すぐポルトガル語が必要だったり、いつまでに習得しないといけないとか明確な目的がある人には当てはまらないかもしれません。
ですが、趣味でポルトガル語を始めてみたいと思うなら、この順番で学んでいった方がきっと楽しく続けられます。
現に私がその体験者で、ポルトガル語って難しい…と思う時もありますが、それでも楽しい気持ちを持ちながら独学を続けられています。
それではいってみましょう!
ポルトガル語を学ぶ理由を見つける
言語を学ぶ前に大事なのは、なぜ自分がポルトガル語を学びたいと思うのか、その理由を見つけておくことです。
ポルトガル語を勉強して、自分は何を知りたいのか?を少し考えてみましょう。
理由の見つけ方としては、ポルトガル語で自分が興味を持てるものを探すだけです。
例えば、ブラジル、サッカー、カポエイラ、ブラジル料理、音楽…なんでもOK。
とにかく自分の中で、関心のあるものへの興味の気持ちを育てていくこと。
これがのちにポルトガル語を学んでいくときの大きなモチベーションになります!
興味・関心がないと、特に独学では絶対キツくなってきます。^^;
そして、その分野についてポルトガル語でもっと知りたい!学びたい!とすごく思えるようになるまで、勉強を開始しない方がいいと個人的に思います。
もしポルトガル語には興味あるけど、何に関心があるかわからない…という場合には、まずはブラジルという国について知っていってみてはどうでしょう?
日本の約23倍の面積を持つ大きな国のブラジルは、多様性に富んでいて知りたくなるような魅力がたくさんあります。
こちらの動画はブラジルの名所を紹介しているものです。(言語は英語です。)
まるで行ったような気分になれるので、私は見るだけでワクワクしてきます^^
ちなみにポルトガル語を学ぶ前の私は、ブラジルといえば、サッカー、コーヒー、リオのカーニバル…というくらいの知識しかありませんでした。
自分には縁のない、日本から見て地球の裏側に位置している一番遠い国として、興味を持つきっかけすらなかったからです。
それが、ブラジルの音楽を聴いてから、一気にポルトガル語の響きにハマってしまいました。
最初はただ、その音楽やメロディーを楽しむだけ。
それだけでもよかったんですが、そのうちにどうしてブラジルってポルトガル語なのかな?などと思うようになって、気になることを調べ始めました。
そうして、音楽だけでなく、ブラジルへの興味もわいてきました。
ポルトガル語の意味は全くわかっていませんでしたが、音楽や動画を見ていると、少しずつですが自分の耳が慣れてきたようでした。
意味はわからなくてもよく聞こえてくる単語があったり、歌でもよく使われているフレーズがあるなぁと感じてきたんです。
そして、だんだんとこの言葉はどんな意味だろう、なんて言っているのか知りたい…!という思いがどんどん膨らんできました。
それからやっと、ポルトガル語の勉強を始めることにしました。
まずは自分の興味のあることについて楽しく知ること。言語を学ぶ前に楽しむこと。
そうして、ポルトガル語を勉強して自分は何を知りたいのかという理由を見つけておくこと。
勉強を始めるまでに時間がかかる、と思われるかもしれませんが…
自分の興味のあるものに対する気持ちを大切に育てていくことが、勉強を始める前の材料として絶対必要なものだと思います。
ポルトガル語学習はまずはYouTubeで
ポルトガル語を勉強したい!と思っても、まだ参考書を買うことは私はおすすめしません。
その代わりに、YouTubeを使っての学習をおすすめします!
でも、正直に言うと、私はこの段階で勇んで書店に参考書を買いに行ったクチです。
ですが…私が行った書店にはポルトガル語の本が一冊もありませんでした。笑
今思えばその時買えなくて良かったと思いますが…^^;
やっぱりポルトガル語ってマイナーなのかな…とちょっとガッカリはしました。
一方、英語の参考書はこれでもかというほど溢れんばかりに並んでいて、どれを選んでいいか迷いそうだと思いました。
英語は学校の科目なので、好きとか嫌いとか関係なく勉強しないといけない言語ですよね。
最初に文法から入り、受験に向かって勉強するので、面白いとか楽しいとかは二の次という感じだったと思います。
だけど、大人になって自分が好きで始める言語の学習は、そんなつまらないものにする必要はないです。
結局、参考書を手に入れられなかった私は考えました。
ポルトガル語の勉強をつまらないものにはしたくない。
もうこうなったら、参考書を買わずにどこまでできるかやってみよう、と。
じゃあなにで学ぶか…?となった時に見つけたのがYouTubeの動画です。
今はとても便利な時代で、ネットでいろんな言語や知識を学ぶことができるようになりましたよね。
言語は時代とともに変化していくものなので、考えようによっては昔の古い参考書で学ぶよりいいかもしれません。
私が最初に参考にしたのは、こちらの日本の方が教えてくれるポルトガル語講座の動画でした。
文法についての説明のほかにも、ブラジルの文化についても紹介されているので面白いです。
一本あたりのレッスン動画の時間が短めなので、ゼロから学んでいくのに達成感も感じやすくていいわ~♪と喜んで見てましたw
これらのレッスン動画を、最初は家事をしながら見たり聞いたりしていました。
そして、自分オリジナルの参考書を作っていく感じでノートにまとめたりしました。
この、自分でノートにまとめて、オリジナルの参考書を作るというのはすごくおすすめです!
自分でまとめるから、知識も頭に残りやすくなります。
私自身、紙の参考書っていうものはすごく好きなんです。
モチベーションも上がるし、参考書を持ってると勉強している感じが出るから好きなんですよね。
だけど、持っているというだけで安心している自分がいることにうすうす気付く時もありました。
頭の中に知識は入ってないけど、参考書を持ってるというだけで満足してしまうあの感覚。
ですが、自分でノートをまとめればその心配もありませんでした。
もちろん、参考書を買って学んでもいいんですが、参考書なしでも最初は十分楽しく学べると思いますよ!
ポルトガル語学習は負荷をかけずに最初はさらっと
楽しく学ぶために大事なのは、負荷をなるべく軽くして最初はさらっと流すことです。
それは、ポルトガル語ってこういう感じなんだ~という感覚をつかむことが大切だからです。
英語の参考書を買った時に私がやりがちだったのが、最初から細かく見て全部理解していこうとすることでした。
私はこういうところだけは真面目で、最初からちゃんとやらなきゃ!と思ってしまっていました。
でも、これはとっても非効率なやり方だったんです。
人間の脳は急に負荷をかけられると、負担を軽くしようとしてその記憶を忘れようとします。
また、繰り返し入ってくる情報ほど重要だと感じて、覚えようとするといわれています。
その脳の働きを利用して、まずは負荷をかけずにやることが重要なんです。
なので、まず文法など基本的な部分をさらっと1周していきます。
大体こんな感じ、という大まかな枠を作ってから、2周目以降でわかっていない穴をだんだん埋めていきましょう^^
その方が理解度も違うし、勉強をやっていても辛くなりにくいです。
「なんとなくわかる。」
まずはこの感覚を目指すために、複雑な部分にぶつかったら、とりあえず最初は通過してくださいw
参考書から勉強してもいいですが、イチから、丁寧にやりがちだと思うのなら…
まずはYouTubeでポルトガル語の大まかな文法や単語、言葉を学ぶことをおすすめします。
先ほど紹介した動画の他に、もうちょっと文法的なことを知りたいなと思ったときに見つけた動画がこちらです。
こちらは文法の解説と、練習問題も一緒にやってくれます。
板書を見ながら授業を受けている感覚になれるし、解説も面白いですよ^^
これ以外にも、英語やポルトガル語で教えてくれるポルトガル語講座の動画もたくさん見ています。
これらについては、また別の記事で紹介したいと思います。
ポルトガル語学習は息抜きしながら楽しく
YouTubeで勉強し始めてからも、ブラジルのことを調べたり、ブラジル音楽を聴いたり、自分の興味のあることは止めずに楽しんでいます。
文法や単語が少しずつわかってくると、自分の興味のあることがより面白く感じられてきますよ。
楽しい!と思えるのが、興味・関心があるものを事前に見つけておく強みですね。
特に音楽は、楽しみながらポルトガル語に触れられるのでおすすめです。
私は最初に、音楽をとおして意味はわからずとも表現や単語を見ていたので、学んだときに「ああ、これか!」とすぐに理解できることも結構多かったりします。
例えば、歌から学べる表現としてひとつ、私が最近好きな歌から紹介してみます。
あなたのこと愛してる、私のお気に入りの歌のように…といったような歌詞で、好きな人を想う甘く切ない歌です。
メロディーを聴いていると、「エウキェローヴォセー」みたいに聞こえてくる部分ありませんか?
これはポルトガル語では、 Eu quero você. と書きます。
直訳で、私はあなたが欲しい。という意味になります。
Eu→私 quero→~が欲しい(原形はquerer) você→あなた
英語で考えると、I want you. と同じです。
次に、「あなた」の部分を他のものに変えてみましょうか。
例えば、チョコレートであれば、スペルはそのままChocolate(ショコラーチ)となります。
「チョコレートが欲しいです。」は Eu quero chocolate.(I want chocolate.)
名詞のほかに、動詞もここに当てはめられます。
「あなたと一緒にチョコレートが食べたいです。」と言うには…
食べる→comer(コメー) あなたと→com você (コン ヴォセ)
合わせると… Eu quero comer chocolate com você. (I want to eat chocolate with you.)
となりますね!あとは単語を入れ替えれば自分の欲しいもの、したいことが言えるようになります♪
カタカナで読み方を書くのはちょっと微妙ではありますが、最初なので書いてみました。
歌全部を訳していくのもいいですが、その中の一つだけフレーズを選んで学ぶのも手軽にできて面白いです^^
まとめ
今回は、ポルトガル語学習法として、実体験からポルトガル語を楽しく学んでいくためのやり方について紹介しました。
全員にいい方法というものはないかもしれませんが、趣味で学ぶなら、まずは急がず楽しみながら学んだほうが結果的に早く学べると思います。
最初はさらっと負荷をかけずに軽めに始めてみませんか?
スタートダッシュがうまく切れればポルトガル語の勉強は楽しいと思いますよ!
最後まで読んでくださってありがとうございました。Beijos!
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