Hello!TOEICに向けて公式問題集を復習中のBrancaです。
今は、公式問題集をアプローチを変えながら、復習と練習に取り組んでいるところ。
リスニングも耳を慣らすためにたくさん聞かないといけないし、リーディングは文法もやらなきゃ…とやることはたくさんあります。
なので、リーディングの長文問題については、通して読んで意味が取れればいいか…くらいに思っていました。
実際、読解問題は復習の時に、制限時間さえ気にしなければ解ける問題が多かったんです。
でも、それはつまり速く読めなければ本番の時間内には解けない…!ということ。
そこで、時間内に全部の英文を読めるようになるには?と調べていて、すごく良い方法を見つけたんです!
それは、英語を速く読むための勉強法で、これをやれば英文を読むスピードも上がり、英語力も伸ばせるというもの。
その勉強法とは、長文を精読→音読をたくさん→すらすら読めるまで繰り返す、というトレーニングです。
ただやみくもに長文に取り組むより、このように順序立てたらできるかも!と感じ、同じやり方で公式問題集の問題でやってみました。
すると、やる前と後とでは、英文が頭に入ってくる感覚も違うし、計ってみると確実にタイムも速くなってました!
今回は、その勉強法と、実際自分がやってみた感想についてまとめてみました。
長文読解対策のヒントとして、気軽に読んでみていただけると嬉しいです♪
英文を読むコツを掴んでTOEIC長文読解問題に慣れる
TOEICパート7の読解問題では、1つもしくは複数の文書に関する問題が出題されます。
加えて、パート6も文法とのハイブリットという感じの問題なので、ここでも文章を読む必要があります。
リーディングセクションは時間との勝負とよく言われているように、時間内にすべて読んで解くことは、満点近いスコアを持っている方でも難しいとのこと。
TOEICの文書は社内文書やメールといったビジネス関連が多いので、似たようなフレーズが出てくることもあるものの、英文量が多いとそれだけで焦ります。
そんな長文問題の対策として、英文を読むのに慣れて、読むスピードも上げられたら、だいぶ負担が減ってくるはずですよね。
では、英文を速く読めるようになるにはどうすればいいのか…これに答えを出してくれたのが、こちらの動画でした。
TOEIC学習者の間では有名な先生のようで、解説もすごくわかりやすく、まるで塾の講座を受けているよう…!
TOEIC学習は結構孤独なことも多いので、励ましてくれる先生のような存在はすごく心強いです♪
続いて、上記の動画で説明されていた、英語を速く読むための勉強法について、実体験も含めて紹介します。
英文を速く読むための勉強法5ステップ
動画では、英文の速読トレーニングとして、以下の5つのステップが紹介されていました。
速読トレーニングステップ
- 黙読→和訳確認
- 意味を取りながら黙読(所要時間を計る)
- 発音、単語、文構造を確認&理解チェック
- 音読練習
- 黙読(所要時間を計る)
1~3までは精読にあたる部分でじっくり取り組み、4からの音読練習からどんどん読むスピードを上げていきます。
最終的な速読のゴールとして、分速200単語(200wpm)で読むことを目指すといいと言われていました。
これはアナウンサーがニュースを読むときの速さと同じらしく、そんなスピードで読めたらすごいですよね!
ちなみに、このトレーニングでは、文構造などを書き込む方の英文ページ、理解チェックと音読を行う何も書かれていない英文ページとを使い分ける必要があります。
なので私は、前半のステップは解答ページ、理解チェックからはまっさらな問題集ページを使うことに。
これらのステップの詳細と、実際自分が140単語程度の問題を使って行った感想をまとめました。
1 黙読→和訳確認
まずは英文を黙読で読んでから、和訳を確認します。
この時点では、一文ごとに英文と和訳を見比べることはせず、さらっと確認する程度で良いそうです。
ここは通常の復習と同じなので、文章の内容についてだけ確認をしました。
2 意味を取りながら黙読
次に、意味を取りながら英文を読んでいきます。
単語等わからない部分がある場合でもそのまま読み、このステップで読むのにかかった時間を計っておきます。
ステップ5での所要時間との比較になるので、計っておくと結果が如実にわかって面白いですよ^^
一度読んで和訳を見ているので、全体の意味は捉えられますがスムーズには読めず…140単語でタイムは1分12秒でした。
3 発音、単語、文構造を確認&理解チェック
ここから詳しくいろんな側面から英文を見ていくことになります。
まずは音声を聞いて発音チェック。
公式問題集はリーディングセクションの音声もついているので、それを聞いて発音を確認しました。
そして、一文一文読んでいきながら、わからない単語をチェックします。
語注に書かれていない単語でわからないものは、自分で調べて余白に書くといいとのことでした。
続いて、文構造は、全ての文の主語述語、関係代名詞などの後置修飾の確認をしていきます。
主語と述語でそれぞれ色別にマーカーを引いて、修飾部分は括弧()で囲むだけでOKです。
個人的にSVOと書くのが好きじゃないのですが、マーカーは一目でわかるし、取り組みやすくてすごく良かったです^^
そしてこのステップの最後である、理解チェックを行います。
ここから、書き込みをしていないまっさらな問題集のページの方を使って確認していきます。
理解チェックのやり方は、英文を音読→自分で和訳。
このとき英文と和訳を一文ずつ見比べながらやると、思い込みで間違えることが減るそうです。
ここが一番しんどかったですが、それまでいかに感覚で読んでいたかがわかり、重要なステップだと実感しました…^^;
4 音読練習
ここまでくるとあとは繰り返すのみです。
音読練習は何度も繰り返し、音読して読むスピードを上げていきます。
音読の時も意味を取りながら読んでいくのがポイントです。
とりあえず5回くらい音読してみてから、黙読の時間を計ってみるといいとのことでした。
私は最初は口がうまく回りませんでしたが、回数を重ねるごとにだんだんとスムーズに言えるようになってきました。
スムーズに音読できるようになると楽しくなってきて、つい声が大きくなり私は声を枯らしてしまったので、声量はほどほどをおすすめします^^;
5 黙読(所要時間を計る)
やっと最後のステップにきました!
ここで、タイムを計りながら黙読で意味を取りながら英文を読んでいきます。
分速200単語の速さで読めることにゴールが設定されているので、あとはその目標タイムに達するまでステップ4~5を交互に繰り返すのみ。
私が練習した英文では、分速200単語のスピードであれば目標タイムは42秒でした。
最初は1分を超えていましたが、このトレーニングを行ったあとは…41秒で読むことができました!
もちろん同じ英文を何度も読むことによる慣れも大きいので、すぐに他の英文も速く読めるようになるわけではないです。
重要なのは、ひとつの英文をしっかり理解して、何度も音読練習して、すらすら読めるようになるまでやること。
このトレーニングを続けていけば、結果だんだんと初めて見る英文でも読むスピードが上がってくるだろうなと実感しました。
まとめ
今回、英文を速く読めるようになるトレーニングの動画について、私の実体験とともに紹介しました。
ステップの内容は細かく決められていますが、個人的には逆に細かく決められているからこそ、着実に取り組むことができました。
動画も、猛牛先生というTOEIC満点連続取得された講師の方がおすすめされているやり方なので、続ければ必ず英文を読む力は上がっていくはず。
同じ素材を繰り返し読むことで、英文に慣れるほかにも英語の語順が頭に刷り込まれるため、英語を英語のまま理解できるようになっていくそうです。
それにはある程度のスピードも重要で、その目安が今回ゴールに設定されていた分速200単語のスピード。
読み慣れたフレーズは、他の英文で出会った時にもスッと理解できるので、結果速く読めるようになるのだそうです。
動画ではもっと詳しく説明されているので、良かったら一度見てみてください♪
この動画を見ていなければ、私はこんなにひとつの英文に対してしっかり取り組むことはなかったと思います。
今回実際にやってみて、言われていることを少しだけ実感しました。
英文を正しく理解して読むスピードもだんだんと上げていけるよう、今後も続けていきたいと思います^^
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました!Bye for now!
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